ご当地情報

2024.11.28

山も森も川も田畑も!
三菱製紙の皆さんが誇る白河・西郷村の恵みを堪能できるスポット

ご当地情報 三菱製紙 メインビジュアル

白河関跡の中にある白河神社への参道

遠くに茶臼岳、朝日岳、三本槍岳、南月山、黒尾谷(くろおや)岳の那須連山を望み、見渡す限りのどかな田園風景が広がる。ここは「東北の玄関口」といわれる福島県白河市。総面積約305平方キロメートルの約半分を山林が占め、海抜約300~400mの平地と400~600mの丘陵・山岳地帯がその大部分を形成している。肥沃な土壌をつくる阿武隈川、社川、隈戸川など多くの川も流れている。都心から東北新幹線で約1時間10分と交通アクセスがいい地域ながら、自然豊かな環境だ。

市内には古代より歌枕として知られる「白河関跡」や、白河藩主松平定信が「士民共楽(武士も庶民も身分の差別なく誰もが楽しめるように)」という理念のもとに1801年に築造した日本最古の公園といわれる「南湖公園」、南北朝時代に結城親朝(ゆうきちかとも)が築いたと伝えられ、戊辰戦争では白河口の戦いの場となった「小峰城」など、歴史的、文化的な見どころも多い。江戸時代後期頃からはだるま作りが盛んなことでも知られている。

三菱製紙の白河山荘がある西郷村は白河市に隣接している。東北新幹線の新白河駅は西郷村にある。すなわち西郷村は日本の村で唯一、新幹線が停車する駅を持つ村。高原地帯では畜産業、平野部では稲作が行われ、広大な日光国立公園や、松平定信も愛した甲子温泉もあり、キャンプやゴルフを楽しむために訪れる人も多い。

「南湖公園から那須連山を見るととてもきれい。農作物や畜産物、太平洋と日本海の両方からは海産物が入ってくるので食材も豊富です。平地でも標高300~400mあるので、夏でも朝夕は涼しく住みやすい場所です」(田村さん)

そんな白河市と西郷村の大切な自然を守り、その恵みの味を知り尽くしている三菱製紙 白河山荘の3人に、おすすめのグルメスポットを紹介してもらった。



●清来軒

清来軒 ご当地情報 三菱製紙
清来軒 ご当地情報 三菱製紙

リーズナブルでボリュームたっぷりの中華屋さん。スタンダードなラーメンのほか、エビチリタンタンメンといったオリジナリティのあるメニュー、アルコールドリンクに合う一品料理などメニューが豊富。新白河駅から徒歩2分という駅近で、1975(昭和50)年に開店した老舗。「ギョーザ(5個400円)とマーボー豆腐(1,100円)がおすすめです」(田村さん)。写真はマーボー焼きそば(1,000円)。マーボー豆腐はあとからピリッと来るタイプ。

福島県西白河郡西郷村字道南西106



●居酒屋 くろべえ

居酒屋 くろべえ ご当地情報 三菱製紙
居酒屋 くろべえ ご当地情報 三菱製紙

ビジネスホテルが近くにあり、出張者にも地元の人にも愛されている居酒屋。お刺身三点盛(1,580円)、イカ納豆(600円)など新鮮な魚を使った料理を中心に、揚げ物、炒め物などをそろえ、どれを食べても食材へのこだわりが分かるおいしさ。福島県の蔵元が造る「千駒」「会津中将」など日本酒も多くそろえている。「人気店なのでいつもお客さんでいっぱいで、にぎわっています」(田村さん)

福島県白河市新白河1-59-1




●お食事処えいびい

お食事処えいびい ご当地情報 三菱製紙

西郷村の地域農業の振興や農業経営者の育成を推進する拠点として2018年にオープンした「まるごと西郷館」は、お土産にもぴったりの地域の農産物、名産品を取りそろえている。そのなかにある「えいびい」は、林養魚場の国内唯一のニジマスを使用した「生メイプルサーモンといくらの親子丼」(1,300円)など、地域の素材をふんだんに使ったメニューがそろっており、西郷村の味を知ることができる。「白河高原牧場の豚肉を使った『白河清流豚 しょうが焼き定食』(1,000円)をぜひ味わっていただきたいですね」(田村さん)。すべての定食に西郷村産野菜サラダ、福島県郷土料理イカにんじん、漬物、豆腐が付いていてボリュームも文句なし。

福島県西白河郡西郷村熊倉折口原146 まるごと西郷館

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●白河関跡(しらかわのせきあと)

白河関跡 ご当地情報 三菱製紙
白河関跡 ご当地情報 三菱製紙
白河関跡 ご当地情報 三菱製紙

白河関は奈良時代から平安時代頃に設けられた国境の関。やがて律令制の衰退とともに関としての役割を終え、白河関の場所が分からなくなっていたが、白河藩主・松平定信が考証を行い、1800年に現在地を白河関跡として断定した。「歌枕(和歌の名所)」としても知られ、西行や松尾芭蕉ら歌人・俳人のあこがれの地となった。シンボルとなっている樹齢約800年の「従二位の杉」には霊的なものを感じるような迫力がある。

福島県白河市旗宿関の森 白河の関



●ティールーム高山

ティールーム高山 ご当地情報 三菱製紙
ティールーム高山 ご当地情報 三菱製紙

東北新幹線が開業し、磐城西郷駅が新幹線の停車する新白河駅に名称を変えた1982年にオープン。新白河駅東口すぐそばなので、新幹線を待つあいだにゆったりとコーヒーやオリジナルチーズケーキ(450円)、ガトーショコラ(450円)などのスイーツを楽しむことができる。「昔から利用しています。コーヒーがおいしいですよ」(田村さん)

福島県西白河郡西郷村字山東13

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●白河菓匠 大黒屋の「だるま最中」と日本酒「千駒」

白河菓匠 大黒屋の「だるま最中」と日本酒「千駒」 ご当地情報 三菱製紙

白河菓匠 大黒屋の「ミニだるま最中」(6個入691円)は求肥入りのかわいらしい最中。「キャラメルだるま最中」(3個入356円)はだるまのお腹にみっちりとキャラメルが入っている。いずれも新白河駅で購入可能。「千駒」は白河の地酒。酒蔵は白河市の歴史的風致形成建造物に指定されている。「特別純米 千駒 ~麹塵~」(720ml 1,399円)は「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023」金賞受賞。

白河菓匠 大黒屋 千駒酒造

インタビュアー写真

田村 博之
HIROYUKI TAMURA
コーポレート・ガバナンス本部 総務部 エコシステムアカデミー室

インタビュアー写真

高田 雅雄
MASAO TAKADA

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髙橋 基廣
MOTOHIRO TAKAHASHI

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