拠点訪問

2025.01.23

三菱HCキャピタル

京都府・京都市

伝統文化と進取の気風が融合する街、京都
三菱HCキャピタル京都支店は中堅・若手が元気

拠点訪問 三菱HCキャピタル メインビジュアル

京都市内のメインストリートである四条通り。商業施設や飲食店が多く、観光客も絶えない人気ストリートの一角に拠点を構える三菱HCキャピタル京都支店。大企業から中堅・中小企業、官公庁、医療法人など、さまざまなお客さまを抱える支店である。
京都支店が入る京都ダイヤビルは、地下鉄烏丸線四条駅、阪急京都線烏丸駅から歩いて2分ほどの四条烏丸交差点にあり、ここは、日本三大祭りのひとつである祇園祭前祭の山鉾巡行のスタート地点となっている。テナントには三菱UFJ銀行京都支店ほか、多くの大企業が入っている、地元でも「働きたいあこがれの場所」だ。

京都は関係性さえ深くなれば本音で話してくれる

三菱HCキャピタルは2021年に三菱UFJリースと日立キャピタルが経営統合して誕生した国内トップクラスのリース会社であり、全国各地に支店を展開している。京都支店は、観光地としてのみならず、産業の集積地でもあり、伝統的な産業と電子部品メーカーやゲーム機メーカーなど現代的な製造業が共存している街として名高い京都の中心地に位置する。 支店は和気あいあいとした雰囲気。そのメンバーのひとりである須田 健一さんは官公庁ほか、中堅・中小企業も担当している。2015年から京都で勤務しており、経営統合後に現在の京都支店に移った。

「もともとは隣のビルで働いており、2023年4月に部署が統合されたことでこちらのビルで仕事をすることになりました」
須田さんは東京出身。京都で営業を始めた頃は、よく「どこから来はったん?」と聞かれた。
京都以外の雰囲気を感じられたのかもしれない。

拠点訪問 三菱HCキャピタル

「溶け込むまでに半年くらいかかりました。京都が好きだったので、お客さまに京都のおすすめの場所などを聞いていくうちに、ビジネスでもいい関係を築けるようになりました」
東京ではおもに官公庁営業の担当で、一般企業への営業はそれほど多くなかった。お客さまと接するなかで、京都の企業は古くからの付き合いを大事にする印象を抱いたという。

「‟いちげんさんお断り”という言葉をよく聞くと思いますが、新規の営業は最初は難しいところもあります。一方で、付き合いが進むにつれ親切にしていただくことも多く、古くからお付き合いのあるお客さまはとてもよくしてくださいます。」
京都は古くは室町時代、新しくても江戸時代初期から歴史を重ねてきたという企業も多い。
「戦後といえば、第二次世界大戦後のことではなく、応仁の乱のあとのことを指す人もいて、なるほど京都はすごいと感じたことがあります」
京都に来た当初、休日はよく寺社仏閣を巡った。「お世話になったアシスタントの方にいただいた、京都のガイドブックに掲載されている場所をすべて制覇しようとがんばりました。今ではボロボロになっていますね」

本音を聞き出せず苦労も

拠点訪問 三菱HCキャピタル

福原 康平さんは大企業の営業担当で、新宿支店から京都支店に異動してまだ1年半。入社6年目、関西圏で勤務するのは初となる。
「関西は土地勘もなく、当初は戸惑いました。でも、京都支店は全国的に見ても大企業や歴史ある企業のお客さまが多く、楽しみな気持ちもありました」
福原さんは新規ビジネスの開拓にも携わっており、「新しいビジネスで一緒に協業しませんか」と、お客さま企業とパートナーとなって協業するビジネスを推進している。
「大企業は規模が大きいために目当ての部署にたどり着くまでが大変ですし、しっかりした会社であるがゆえに、何も困っていないと言われることも。はじめは、なかなか本音を聞き出せず苦労もありました」

そんな福原さんは今年8月にめでたく結婚。新婚生活の真っ最中だ。奥さまは大阪出身で関西圏は奥さまに案内してもらっている。
「と言っても、自分は寺社仏閣にはあまり興味がありません。独身の頃は東本願寺、西本願寺の近くに住んでいましたが、近いがゆえに行くことはありませんでした(笑)。今は妻に案内してもらっていますが、ただついていくだけになっています(笑)」

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兵庫県出身の浅原 翔也さんは京都支店2年目。入社2年目でもあるのだそうだが、とても落ち着いている。現在、中堅・中小企業のほか、医療法人なども担当している。
「リースは基本的にメーカーとお客さまとの間で仕事をすることになります。メーカーからの発注に関する依頼とお客さまの要望それぞれを聞きながら仕事をしなければならないので、その調整をするのがなかなか大変ですね」

浅原さんは関西で育ったため、大阪、兵庫、京都それぞれの文化・人が肌身で分かる。
「京都の人はなかなかズバッとは言ってくれませんが、関係性が深くなっていくことで、本音で話してくれるようになります」
そんな浅原さんは息抜きで先日、京都府伊根町の舟屋を観に行った。海の京都といわれ、若い人も多く訪れる観光スポットだ。京都は「見て」楽しめる場所がたくさんある。また、日常的には仕事のあとに飲みにいくことを楽しみとしている。
「常木屋というこぢんまりとした焼鳥店に行くことが多いですね。焼鳥店なのに、厚揚げもうまい店です。京都は豆腐がおいしいので、そのせいもあるのでしょう。または、もつ鍋の寅屋。寒いときがよいですね。支店の皆さんともよく行きます」

もともと四条烏丸で働くのがあこがれだった

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吉岡 勇登さんは入社1年目。大阪出身で入社直後、京都支店に配属となった。
「大阪から見ると、京都は観光地というイメージが強く、最初は京都で“働く”イメージがあまりわきませんでした。今は見積作成や財務分析など、営業に関する基本的な業務に携わっています」
新入社員ということもあり最初はミスもあったが、現在は仕事にも慣れ、自分で進められるようになっている。

「金融分野の仕事であり、担当企業のことを理解して、どう与信を取るのか。その見極めが重要になってきます。非常にデリケートですし、難しい部分だと思います」
吉岡さんのメンターでもある福原さんが続ける。
「信頼を築くには時間がかかりますが、崩れるのは一瞬です。当社、そして当支店への信頼は先輩達が連綿と築き上げてきたもの。だからこそ、慎重に対応して大事にしていかなければならないと考えています」

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今井 菜都香さんも入社1年目。京都の大学を出て、京都支店に配属された。
「今は営業事務で先輩のサポートをしています。何も分かっていない状態で入社したので、私にとってはすべての仕事が新しく感じます。先輩の教えを吸収して、自分の力で仕事ができるようになったときは何よりもやり甲斐を感じます。まだ自分の裁量で動けないので、これから自分でできるようにもっとがんばっていきたいと思っています」
入社したばかりの今井さんは職場の先輩たちをどう思っているのだろうか。
「皆さん、未熟な私にやさしく丁寧に指導してくださいます。ランチなどにも誘ってくださいますし、プライベートなこともフランクにお話ししていただけるので、いつもありがたいと思っています」

中島 友理さんは今年で入社10年目。カスタマーサポートセンターで事務全般のサポートに従事し、契約情報の登録、契約書の出力などを中心に営業事務に携わっている。

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「もともと四条烏丸で働くことにあこがれていました。奈良出身で大学は京都。四条烏丸で働けるなんて、めちゃかっこいいやんって思っていました」
昔から寺社仏閣巡りが好き。「四条通りは祇園祭の山鉾巡行がある場所で、仕事をしながら文化を感じることができるのが何よりうれしいですね」

若手が多く活気がある京都支店。何とも和気あいあいで働きやすい職場だった。

インタビュアー写真

須田 健一
KENICHI SUDA
京都支店

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福原 康平
KOHEI FUKUHARA
京都支店

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浅原 翔也
KAKEYA ASAHARA
京都支店

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吉岡 勇登
YUTO YOSHIOKA
京都支店

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今井 菜都香
NATSUKA IMAI
京都支店

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中島 友理
YURI NAKAJIMA
CSC大阪 京都支店兼務

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