特集

2025.03.27

特集

マンスリーみつびし編集部が大阪・関西万博をひと足早く体感!
ワクワクが止まらない三菱未来館!そして、三菱グループ各社の取り組みも徹底紹介

三菱未来館

今年4月13日から開幕する2025大阪・関西万博。開幕を前に三菱グループが出展するパビリオン「三菱未来館」が完成し、来場者を迎える準備が着々と進んでいます。今回はひと足早く、皆さんに実際に三菱未来館はどんな内容になっているのか。また、完成に合わせて行われた竣工式や懇親会の模様や、グループ各社の取り組みについてマンスリーみつびし編集部が徹底レポートします。

いざ!三菱未来館へ!

JR新大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗って、本町駅で同中央線に乗り換え、大阪・関西万博会場のある夢洲駅まで40分ほど。今年1月に開業したばかりの駅の改札までは広くて長いコンコースを抜けて行きます。そして駅のエスカレーターを出口へと上がると、左手に東ゲートが見えてきて、「とうとう万博にやってきた。さて、どんな感じなのだろう!」と胸が高まってきます。

1月に完成したばかりの夢洲駅。

駅から最も近い東ゲートから、いざ入場。正面にはガラス張りの案内所があり、その右手には万博のシンボルで、1周約2kmにわたる巨大な「大屋根(リング)」が見えます。高さが最大20mとなる世界最大級の木造建築物で、その存在感は圧倒的です。ちなみに万博会場全体の敷地面積は約159haあり、東京ドーム約33個分に相当。広すぎるせいか、全体像をイメージできず、どこに行けばいいのか迷いそうになります。

そう思った矢先、左手に目的の三菱未来館が見えてきます。夢洲駅からは最も近い場所にあり、来館するにもわかりやすくアクセスのしやすいパビリオンです。そのファサードは直線を多用しつつ、シックな色合い。まるで船のように見えます。一部の外壁は工事現場の足場材を活用しており、再利用することができるそう。パビリオンそばの階段を下っていくと地下空間になっており、暑い夏の日除けを想定し、来館者がひと息つける場所にもなっています。そこが来館者の集合場所兼入口で、階段を上っていくとお待ちかねのパビリオン内部に入っていきます。

三菱未来館の地下空間(左)地下空間からパビリオン内部へ入っていく、階段を上がるごとに期待が高まる(右)

パビリオン内部でまず目にするのは、鏡で囲まれたような空間。鏡のように見えるのは実はディスプレイで、ここでプレショーとしてアトラクションの簡単な説明があります。そのテーマは「いのちの始まり いのちの未来 JOURNEY TO LIFE」。そこからさらにエスカレーターで2階へ上がると、メインショーを観るためのシアターへと誘導されます。

ワクワクが止まらない
没入感のある映像体験

迫力ある予告編も解禁!

視界いっぱいに広がる巨大なスクリーンで観る圧巻の映像は没入感が抜群

シアターに入って目の前に現れるのは、頭上を覆う幅11m、高さ9mの巨大な曲面スクリーン。これから一体何が始まるのかと、期待をふくらませながら席に着きました。
始まった映像は「生命×科学×エンターテインメント」を軸に、地球の「生命の誕生」を探っていくもの。エンターテインメント性も重視しているだけに、本編が始まると没入感があって一気に映像の中に意識が入り込んでいきます。パビリオンの展示コンセプトは「いのち輝く地球を未来に繋(つな)ぐ」としており、未来の宇宙船に乗った気分で、地球の深海から誕生した生命が進化していくプロセスを一気に観ながら、火星までの7,500万kmの旅を、時間と空間を感じながら圧倒的な迫力で体感できます。かつて火星は地球よりひと回り小さい豊かな惑星で、地表には水があったとされ、地球と同じく生命誕生の条件が整っていたと推測されています。映像では火星に到達した人類が、探査機を使って凍土を採取し、地球の生命の誕生を解明していく未来の姿が描かれています。

三菱未来館のオリジナルキャラクターのViVi(ビビ)とNaNa(ナナ)が息の合った掛け合いでナビゲートする

上映時間は約9分で、映像ナビゲーターは三菱未来館のオリジナルキャラクターであるViVi(ビビ)とNaNa(ナナ)。聞いた声だと思ったその声優には、アニメ「鬼滅の刃」の主人公役の竈門炭治郎の声優などで知られる花江 夏樹さんや胡蝶しのぶの声優、早見 沙織さん、そして火星探査隊員には沢城 みゆきさんらが起用されています。
パビリオンの主なターゲットとしているのは10~15歳で、2050年に社会を担っている35~40歳を想定しているとのこと。しかし現在の大人から子どもまで楽しめて、驚きと気づきがある、観終わってからも「生命の誕生」の謎にもっと迫りたくなるような、ワクワクが止まらないコンテンツとなっています。

7,500万kmの旅を約9分で楽しめる
究極の“タイパムービー”

三菱未来館の小美野 一館長

三菱未来館の小美野 一館長は、完成にいたるまでの感想を次のように述べます。
「2021年4月からこの仕事に従事して以来、ようやく完成までたどり着けました。パビリオン建設のためにデザインは三菱地所設計さん、施工は竹中工務店さんをはじめとした関係者、巨大スクリーンは三菱電機グループさん、映像では電通ライブさんにご尽力いただきました。パビリオンでのアトラクションを観て、ご家族やご友人で語り合える共通体験をぜひ楽しんでほしいと思っています」
小美野館長が「100%の出来だ」と評価する映像の監督を務めたのは電通ライブのチーフ・クリエイティブディレクターである加藤 友之さん。

映像監督の電通ライブのチーフ・クリエイティブディレクター加藤 友之さん

「映像では最新の学術研究であるアストロバイオロジー、宇宙生命科学に基づいて、その第一人者である東京科学大学の関根 康人教授の監修のもと、ストーリーをつくり上げています。コンテンツは科学としてもエンターテインメントとしても見どころのある映像を目指しました。音楽はスタジオジブリ映画などで活躍している作曲家の村松 崇継さんを起用。スペースファンタジーとして楽しめる、三菱未来館ならではのコンテンツになったと考えています」

シアターの楽しみ方も最前列ではテーマパークでアトラクションの乗り物に乗っているような楽しさがあります。3~5列目に座ると音響空間的に全体を見渡して映画を観るような感覚が得られるなど、席によって違った体験を味わうことができると言います。加藤さんが続けます。
「7,500万kmの旅を約9分で楽しめるという究極のタイパムービーとなっており、地球の深海から火星までのストーリーの見どころを凝縮した全編ハイライトとも言える作品ができたと思っています」

デザイナーの山本 友美さんがユニフォームを紹介し、エコバッグへのトランスフォームを実演

©mitsubishiexpo2025

また、来館者のご案内をする三菱未来館のアテンダントスタッフのユニフォームを担当したのはデザイナーの山本 友美さんです。
「環境に配慮するとともにジェンダーレス、フリーコンビネーション、フリーサイズとして、それぞれの個性を生かした着こなしができるようになっています。また、着用後のユニフォームは廃棄せず、簡単にエコバッグにトランスフォームできるようになっており、持続的に再利用できるようになっています」

1日の上映回数は最大70回
開催期間中、120~130万人の来館者を想定

映像を楽しむには予約が必要で、実際に紹介映像から本編を観終わるまでの所要時間は15分程度。帰りの通路には三菱グループ30社の「今日から未来へ向けた取り組み」として、各社の取り組みがパネルで紹介されています。通路の最後にはスタンプラリーのコーナーも設けられており、待ち時間なども含めるとツアー全体の所要時間は30~40分くらいと想定されています。
1日の上映回数は最大で70回程度。1回の上映につき100人まで収容できるため、1日約7,000人が来館することができます。万博の会期が184日であることから120~130万人が三菱未来館を楽しめると想定されています。

三菱グループは1970年の大阪万博でも三菱未来館を出展。当時も最先端の技術を駆使しながら50年後の社会を予測する展示を行い、民間パビリオンの中で最も人気を集めたパビリオンだと言われており、今回も注目が集まっています。小美野館長はこう抱負を述べます。
「三菱グループでは1970年の万博から連続出展していますが、内容についてはその時代に合わせたパビリオンをつくり上げてきました。先輩方の実績をリスペクトしつつ、未来へ向けた新たな世界を示していきたいと考えています」。

三菱の三綱領の所期奉公と
万博の理念は共通している

土佐稲荷神社の西代宮司のもと、荘厳な神事が執り行われた

左から三菱大阪・関西万博総合委員会大阪連絡委員会の早乙女委員長、2025年日本国際博覧会協会の石毛事務総長、三菱商事の垣内会長、三菱大阪・関西万博総合委員会の野島委員長、三菱未来館の小美野館長

一方、3月1日に行われた三菱未来館の竣工式では、三菱商事の垣内 威彦会長、中西 勝也社長、三菱重工の泉澤 清次社長、三菱UFJ銀行の半沢 淳一頭取をはじめ、三菱グループ関係者約120名、来賓関係者13名が参加しました。三菱グループとも縁の深い土佐稲荷神社の西代宮司のもと、荘厳な神事が執り行われました。テープカットは、三菱商事の垣内 威彦会長、三菱大阪・関西万博総合委員会の野島 嘉之委員長、2025年日本国際博覧会協会の石毛 博行事務総長、三菱大阪・関西万博総合委員会の早乙女 実大阪連絡委員会委員長、三菱未来館の小美野 一館長らによって行われました。
続いてグランドプリンスホテル大阪ベイにて竣工記念懇親会が行われました。まずグループを代表して三菱商事の垣内 威彦会長が次のように挨拶しました。
「皆さまの大変なご尽力のおかげを持ちまして、予定通り三菱未来館が竣工を迎えたことを、三菱グループを代表して厚く御礼申し上げます。地球規模での自然災害や国際紛争が続き、命の危機が日々、私達を取り巻いています。そうしたなか、ここ大阪で「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界中から多くの方々が集まって、命というものを改めて考え、未来へつないでいく。そうした大変意義のある万博になると考えております。
また、三菱グループ各社が共有しています三綱領のなかで、とくに所期奉公には、すなわち、物心ともに豊かな社会の実現に努力するとともに、かけがえのない地球環境の維持に貢献していくという理念がございます。万博のテーマは三菱グループの掲げる所期奉公とまさに共通しているものになります。1970年の大阪万博は三菱創業100年の年に開催されました。当時の三菱未来館には多くの皆さまにご来館いただき、大変な盛況でありました。それから55年の時を経て、再び大阪で三菱未来館を多くの方に体験してもらうことを願っております」

挨拶をする三菱商事の垣内 威彦会長

皆さんもぜひ三菱未来館へ

続いて、来賓の2025年日本国際博覧会協会の髙科 淳副事務総長より祝辞がありました。
「本日、三菱未来館の竣工式が無事執り行われたことを心よりお喜び申し上げます。日本館では、火星の石を展示することになっており、三菱未来館での映像体験とうまくストーリーがつながっていくのではないかと考えております。万博全体、そして三菱未来館の大成功を願っております」

日本国際博覧会協会の髙科 淳副事務総長から祝辞を頂く

また、主催者を代表して三菱大阪・関西万博総合委員会の野島 嘉之委員長より挨拶がありました。
「三菱グループとしては2021年4月にパビリオンの出展を決めまして、三菱総合研究所のご協力により基本構想をまとめました。出展準備の時期には、ロシア・ウクライナ紛争が勃発し、エネルギー・資材が高騰するなど、外部環境が激変するなかで事業を進めて参りました。とくにパビリオンの建設工事については1970年の大阪万博でもお世話になった竹中工務店さんにご尽力いただきました。おかげさまで、着工以来、無事故・無災害で完工していただき、博覧会協会から民間パビリオンでは第1号として検査合格をいただきました。このほか電通グループさん、TOPPANさんなど、多くの皆さまのご尽力のおかげで完成までたどり着くことができました。4月13日の開幕からの運営には、幅広い世代のスタッフに集まっていただき、すべてのお客さまにホスピタリティあふれる接遇を心掛けていただくよう万全の受け入れ態勢を整えて参ります。2025年大阪・関西万博に多くの皆さまにご来場いただき、三菱未来館をはじめとした多様なパビリオンを体験いただけるよう願っております」

三菱大阪・関西万博総合委員会の野島 嘉之委員長

各社の取組み
「ミャクミャク」ラッピングカーで
街を盛り上げているのは三菱自動車

2025年大阪・関西万博に向けて、三菱グループ各社も力を入れています。そのなかから、いくつかの取り組みを紹介していきましょう。
公式キャラクター「ミャクミャク」のラッピングカーで街を盛り上げているのは三菱自動車です。現状、大阪の街では11台(今後増える予定)が走っており、車種は「デリカD:5」「デリカミニ」「アウトランダーPHEV」「ミニキャブ EV」「トライトン」など。どの車種も遠目からも目を引くラッピングデザインとなっています。三菱自動車国内営業本部長の五十嵐 京矢さんはこう言います。

「おもに役員が乗って通勤に利用し、日中は社員も使っています。とにかく街では目立つ存在で、自社の宣伝だけでなく、大阪全体で万博を盛り上げようとお客さまにも面白がっていただいていますし、万博の協賛会社として社員達も誇らしく感じています」
実際に運用しているのは、販売会社である西日本三菱自動車販売。大阪モーターショーや各種イベントに出したり、小学校での出前授業でも利用したりしているそう。最近まで前職が同社社長だった五十嵐さんは、「ミャクミャク」が世代によってデザインが異なるので、街を走るラッピングカーを見て、デザインの変遷を比べてみてほしいという。

「ラッピングカーを走らせているのは、自動車業界のなかでは三菱自動車だけです。万博協会にも提供しており、緊急用や関係者送迎用に要請があれば、さらに車両を提供していこうと考えています。私は東京本社に勤務していますが、日本の一大イベントとして、また三菱グループの一員として、三菱未来館、そして関西・大阪万博の盛り上げを、会社を上げて取り組んでいきたいと思っています」。

キリンビバレッジはラッピング自販機を展開
キリンビール商品が楽しめるレストランも

大阪・関西万博支援自販機のデザイン

キリンビバレッジでは、公式ロゴマークと「ミャクミャク」をあしらったオリジナルラッピングデザインを施した「大阪・関西万博支援自販機」を展開しています。収益の一部は公益社団法人2025年日本国際博覧会協会へ寄付され、寄付金は大阪・関西万博の成功に向けた機運醸成のために活用されています。三菱グループ各社をはじめ、活動に賛同いただける企業様へ設置のご提案をすすめ、現在の台数は約160台です。同社近畿圏統括本部営業担当部長の丹後 彰さんはこう言います。
「スタートは2023年7月。準備には手間や時間がかかりましたが、現在は万博会場をはじめ、東京、大阪以外に九州、名古屋、中国地方でも展開しています」

万博支援自販機を設置したお客さまには、大阪・関西万博への寄付者として博覧会協会公式Webサイトにて寄付者一覧に明記されます。
「従業員食堂などオフィス内で展開しているところは、やはり目立つデザインですので、従業員様のなかでの万博支援の意識醸成にもつながっています。1970年大阪万博を経験された方もおり、2025年大阪・関西万博の機運醸成に簡単に協力・支援できるという声を頂戴しています」

一部レストランでは、キリンビール「キリン 一番搾り」やクラフトビールの「スプリングバレー」もオンメニュー。

①醗酵食堂Hasshoku ~発酵食品をテーマとしたカフェレストラン~

“はっしょく”とは日本文化の食生活を彩ってきた「発酵」と日々を豊かにする「食」をかけた造語です。また、「発展する食文化」の意味も含まれています。世界でも注目を集めている醗酵調味料の味噌、醤油、麹などを使用した和食はもちろん、カレーやパスタなどの洋食メニューもバラエティ豊かにオンメニュー。外国の方にも食べてもらいたいわらび餅などの和のスイーツも味わえます。発酵文化の象徴である「蔵」をモチーフにした装飾で落ち着きのある店舗空間です。

キリングループの取扱品種:
一番搾り、スプリングバレー豊潤ラガー496、スプリングバレーシルクエール白、ウイスキー陸、富士
HASSHOKU|大阪・関西万博内のカフェレストラン|醗酵食堂

②PAULANER IMBISS

本場ドイツの樽生ビールと本格ドイツ料理を楽しめるビアレストラン。ライ麦パンでソーセージやシュニッツェルを挟んだワンハンドメニューやハンバーガーなど、現地さながらの雰囲気を再現しています。

キリングループの取扱品種:
一番搾り、スプリングバレー豊潤ラガー496、スプリングバレーシルクエール白、ウイスキー陸、富士

PAULANER IMBISSの店内

ハンバーガーや盛り合わせなど、本場ドイツの味を楽しめる

③「のり結び」

おむすびや卵かけご飯などを提供。とくに有明海産の一番摘み海苔は別添えで提供されるため、パリッとした食感と豊かな風味を楽しむことができ、名産食材を使用したこだわりのおむすびとともに、日本の食文化を堪能していただけます。

キリングループの取扱品種:
一番搾り、スプリングバレー豊潤ラガー496、スプリングバレーシルクエール白、
ウイスキー陸、富士、米焼酎白水をおにぎりハイボールとして提供。

定食やライスバーガーも楽しめる

「しゃべり描き®アプリ」など
最先端技術を提供する三菱電機

自律走行ごみ箱ロボット(左)、しゃべり描き®アプリ(右)

三菱電機は、2025年大阪・関西万博に運営参加サプライヤーとして協賛しています。持続可能な社会の構築が求められているなか、参加エリアとして、風の広場(EXPOアリーナ北)、大屋根(リング)上、三菱未来館で最先端の技術力を提供しています。風の広場では、フルーツで快適な緑化空間を演出する「IoT グリーンシェード」で暑さ対策に貢献しています。パッションフルーツのシェードを屋外イベント広場側に1基設置、センサーやカメラなどのIoT技術と生成AI技術を活用し、水やりとミストの制御を自動化することで、遠隔から監視・育成を管理。植物によりCO2を吸収し、会場での暑さ対策のひとつとして、人が集まる快適な緑化空間を提供しています。

「IoT グリーンシェード」のイメージ

また、大屋根(リング)上では「自律走行ごみ箱ロボット」を提供しています。同社の高精度三次元地図、高精度測位技術、各種センサー技術を組み合わせ、シームレスな自律走行を実現。会場のシンボルで、世界最大級の木造建築物であるリング上で、ごみ箱が自ら来てくれるという逆転の発想で、会場の清潔性と快適性の向上に貢献しています。三菱未来館では、話した言葉を画面に表示し、来場者と案内スタッフをサポートする「しゃべり描き®アプリ」を提供。タブレットの画面を指で長押しして話しながらなぞると、話した言葉を必要な言語に翻訳してなぞった軌跡に文字で表示され、聴覚障がい者や外国人来場者へのスタッフ案内業務をサポートしています。

ローソンはカフェ、コンビニを出店
ブルーソフトクリームなど特別商品を提供

コンビニ店内

ローソンは、万博会場内にオープンするカフェ店舗「ローソンカフェ大阪・関西万博店」と隣接するコンビニ店舗「ローソン大阪・関西万博店」で特別商品やサービスを提供しています。
カフェ店舗では、ローソン発祥の地であるアメリカ・オハイオ州の青い空をイメージした青色が印象的なラムネ味のジェラート「ブルーソフトクリーム~ラムネ味~」(税込698円)、エチオピア産の単一豆を使用したシングルオリジンコーヒーの「シングルオリジンモカアイスコーヒー」(Mサイズ:税込398円)、シングルオリジンコーヒーとローソンでも定番の無調整牛乳で作ったカフェオレ「シングルオリジンモカアイスオレ」(Mサイズ:税込398円)、「プレミアムサンド~わさび香るローストビーフ・たまご・BLTサンド~」(税込1,000円)などを発売しています。

ブルーソフトクリーム(左)、プレミアムサンド~わさび香るローストビーフ・たまご・BLT サンド~(右)

また、イートインスペースには「ブルーソフトクリーム」を配置することで完成する日本各地の観光スポットなどを模したイラストを壁面にデザインしたフォトスポットを設置。従業員が着用するユニフォームにはサトウキビ副産物を約30%配合した素材を使用したエプロンを採用しています。3種類のデザインを用意し、従業員自身が着用するエプロンを選択できるそう。また、コンビニ店舗では、さまざまな国籍のお客さまにさらに便利にご利用いただくため、アバターによる多言語接客を導入しており、約100言語でのコミュニケーションが可能となっています。

カフェ店内

さらにカフェ店内のカウンター裏の壁面には、アーティストAjuさんによるローソンが目指す未来「ハッピー・ローソンタウン」をイメージしたアートが描かれているほか、店内のCO2濃度や温度などを測定するセンサー「RICOH EH CO2センサー」を導入。お客さまの出入りが多いことが予想されるカフェ店舗で、一括したCO2濃度のモニタリングとログ管理を行うことで、カフェ店舗内の快適な環境を保つことに努めています。

バックナンバー

大阪・関西万博はこれから本格化! 三菱総合研究所も「EXPO2025デジタルウォレット」のポイントサービス「ミャクポ!」の提供をスタート | マンスリーみつびし | 三菱グループサイト

ここまで三菱グループ各社の取り組みについて紹介してきましたが、どんな感想を持たれたでしょうか。2025年4月13日から10月13日まで行われる大阪・大阪・関西万博。皆さんも、日本で開催される一大イベントを観るために、万博、そして三菱未来館にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【三菱未来館 公式サイト】
三菱未来館公式サイト

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