ライフスタイル企画

2024.09.19

料理企画 定番食材をひとひねり!

さまざまな味に簡単アレンジして味わい尽くす「なす」レシピ

9月の食材:なす

なすは栄養があまりなさそうに感じますが、食物繊維、カリウム、葉酸、ポリフェノールなどの栄養素をとることが可能。むくみ解消やエイジングケアにも有効なうえ、低カロリーで食物繊維たっぷりなのでダイエットにもおすすめの食材です。栄養をそのままとるためにも、皮のまま食べるのがおすすめ。夏のみずみずしいなすもおいしいですが、秋になると実がより締まってきて、旨みも倍増します。今回は手間をかけずに新しいおいしさを見い出す、ネクスト定番なすレシピをご紹介します。

皮の色が濃くハリツヤがあるもの、ヘタやガクがしなっておらずしっかりしているもの、より重みがあり実が詰まっているもの、がよりおいしいなすを見分けるコツ。

<Recipe1>
あっさり味で飽きのこないサラダは、残り食材でアレンジ自在

生なすとミニトマト、アルファルファのサラダ

このレシピのPoint!

☑ なすを火入れせず、軽くあく抜きして生のまま使ったサラダ。浅漬け感覚でさっぱり食べられる。
☑ 油は少量を絡めるだけなので、なすが必要以上に油を吸ってしまうこともなくよりヘルシー。
☑ 味付けはコク出しのごま油、さらにナンプラーとレモン汁でエスニックなひねりをプラス。
☑ 具材は生なす+冷蔵庫の残っている生野菜やフルーツを入れてアレンジ可能。自由な発想で楽しんで。


【分量】2人分
なす…1本
ミニトマト…8個
アルファルファ…30g程度
ごま油…大さじ1/2
ナンプラー…大さじ1/2
レモン汁…大さじ1
塩…小さじ1
白すりごま…小さじ1/2程度

つくり方

①  なすはへたを取り除き(へた部分はまっすぐに切り落とさず、えんぴつを削るように斜めにそぎ落とすと無駄なし)、厚み2~3mmの輪切りに。

② ボウルに水をはり、小さじ1の塩を溶かし、①のなすを5分ほどつけてあくを抜く。

③ ②のなすを軽く絞って水気をよく切り、半分に切ったミニトマト、アルファルファをボウルに入れ、ごま油を全体に絡ませた後、ナンプラー、レモン汁、白すりごまを加えてざっくり混ぜて味を調える。

<Recipe2>
甘じょっぱダレを絡めて、ごはんが進むおかずの完成!

なすの蒲焼き 薬味添え

このレシピのPoint!

☑ なすをうなぎの蒲焼き風に寄せた、昨今話題になっているおかず。
☑ 甘じょっぱダレ+薬味も添えてよりさっぱりと。ごはんとの相性も抜群、そのままおつまみとしても楽しめる一品。
☑ なすをぺろりと何個も食べたくなるおいしさ。常備菜にもおすすめ。

【分量】2人分
なす…3本
油(サラダ油、米油、菜種油、太白ごま油など)…大さじ1
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ1
酒…大さじ1
砂糖(あればきび砂糖、甜菜糖など)…大さじ1.5
みょうが…1本
青ねぎ…適宜

つくり方

① なすはへたを切り落とし、ラップに包んで電子レンジで加熱する(500wで2分が目安。レンジを使わない場合は、鍋やせいろを使って蒸す)。

② ①のなすを立て半分に切り、内側に浅く3~4本切り込みを入れ、実を平らに開く。

③ フライパンに油を熱し、皮側からなすを焼いていく。両面に軽く焼き色がつくまで中火で焼く。

④ ③にしょうゆ、みりん、酒、砂糖を合わせたタレを加え、なすに絡めながら煮詰めていく。水分が半分以下になったら火を止める。

⑤ 皿に盛り、刻んだみょうがや青ねぎを添える。

<Recipe3>
フライパンひとつで、ワインに合うシンプルつまみ

なすのフライパンチーズ焼き

このレシピのPoint!

☑ なすが余っているときに、1本でも時短&気軽に作れるおつまみ。
☑ クミンやチリペッパーなど好みのスパイスをふって、味にひねりを。
☑ チーズがパリッとして温かいうちに、すぐに食べるのがおすすめ。


【分量】2人分
なす…1本
オリーブオイル…大さじ1
シュレッドチーズ(ピザ用チーズ)…大さじ山盛り1程度
クミンパウダー…5振り程度
チリペッパー…3振り程度
塩・こしょう…少々

つくり方

① なすは1cm幅の輪切りに。

② 中火でフライパンにオリーブオイルを熱し、①を焼く。両面に軽く焼き色がついたら、クミンパウダー、チリパッペー(スパイスは好みでアレンジしても)と塩・こしょうをふって全体に絡める。

③ ②のなすの上にシュレッドチーズをのせ、チーズが溶けてきたら、なす1片1片がくっつかないよう、裏返す。

④ そのままチーズに焼き色がつくまで焼く。皿に盛り、好みで黒こしょうを挽く。

※大さじは15ml、小さじは5mlです。「少々」は親指と人さし指でつまんだ約小さじ1/8分、ひとつまみは約小さじ1/5の量です。

※火加減や加熱時間は環境によって異なるので、様子を見ながら調整してください。

※野菜を洗う、皮をむくなどの下準備は一部省略しています。

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