多彩に活動!みつびし最旬トピックス

多彩に活動!
みつびし最旬トピックス

「もしも」の時にしっかり備え、安全なパビリオン運営へ

-三菱未来館運営スタッフら、AED講習会に参加-

タグを選択すると同じカテゴリの他の記事が探せます。

2025年4月13日の開幕まで40日を切った大阪・関西万博。会場での「もしも」に備えるため、2月25日、三菱未来館の運営スタッフらがAED(自動体外式除細動器)などによる心肺蘇生法の講習を受けました。

この講習は、訪問者が安心して来場できる会場づくりを目指す2025年日本国際博覧会協会が、大阪市消防局と共同で参加パビリオンを対象に実施しているものです。館長をはじめ、来場者を案内するアテンダントなど三菱未来館の運営に携わる約30名が、三菱大阪・関西万博総合委員会が事務局を置く大阪・淀屋橋の「MUIC Kansai 」(ミューイックカンサイ)に集まって講習を受けました。

講習の冒頭に、2005年に開催された愛・地球博の会場内で、心肺機能停止状態からAEDを使った応急措置を受け、のちに社会復帰をされた方のインタビュー動画が流され、応急手当の重要性を全員で認識。その後、胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAED機器利用方法の実技講習が行われ、パビリオン内外で実際に来場者と接することになる参加者は、起こりうる突然の事態を想定して真剣な面持ちで取り組みました。

大阪消防振興協会による講習に耳を傾ける参加者。
グループに分かれての実技講習。とっさの対応を学ぶ。

1時間半の講習を終えた参加者からは、「非常に参考になり有益な講習だった。定期的に復習することが大切だと思う」「いざと言うときには躊躇せずに自信を持って対応したい」という声が聞かれました。

館長の小美野一さんは、「講習を受けて終わりにはせず、今後は三菱未来館独自に訓練をすることも考えている。館内での救護を想定し、AEDの設置場所や役割分担を改めて確認するなど、緊急時を常に意識した体制を維持していきたい」とコメントしています。

博覧会協会は公式サイト内に「防災・安全」ページ を開設し、安全に対する取り組みを公開しました。三菱未来館は参加パビリオンのひとつとしてこの取り組みにならい、来館者の皆さんが安心して楽しめる環境づくりに努めています。

※2025年3月4日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。