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大阪・関西万博の見どころは? 「三菱未来館」、中学生に特別授業

ー開幕目前! 見どころ・学びどころを関係者が紹介ー

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大阪・関西万博を通じて、全国の子どもたちに未来の社会を考えてもらおうと、出展企業の関係者などが全国200程の学校で特別授業を行なう「EXPOスクールキャラバン 」が、内閣官房国際博覧会推進本部事務局の主催で行われています。

去る1月28日、大阪・関西万博「三菱未来館」の関係者が、この春修学旅行で万博会場を訪れる予定の、富山県・南砺市立福野中学校で、万博を契機にSDGsなどを学ぶ授業を行いました。その模様をご紹介します。


富山県の南西部に位置する福野中学校は、約300人の生徒がこの学び舎で学校生活を送っています。このうち4月に修学旅行を控える2年生約100人は、現在班分け等準備の真っ最中。これから訪問先の下調べに取り掛かります。

今回の授業は「修学旅行事前学習」として行われ、三菱大阪・関西万博総合委員会事務局の下和佐 潤氏が、万博の特徴や見どころ、三菱未来館の展示内容等について映像を交えながら紹介しました。生徒にとっては直接万博の関係者から話を聴くことができる、絶好の機会です。

所々雪が残る、冷え込みが厳しい福野中学校
授業なので起立、礼で始まります

冒頭、同校の北島一朗校長から次のような挨拶がありました。「55年前、実は1970年の大阪万博に行ったことがある。万博は人類の進歩や人類の将来のビジョンを示す展覧会。しっかり話を聞いて、4月に楽しい思い出が作れるように備えましょう」。

下和佐氏からは、万博の歴史や、大阪・関西万博の概要、そして三菱グループの取組として出展するパビリオンの紹介がありました。特に万博会場に訪れる時に気になるパビリオンの事前予約、キャッシュレス、会場の広さ等の情報は、生徒のみならず、教員の方々にも有意義な情報となったようでした。

万博の思い出や主旨を話す北島校長
三菱大阪・関西万博総合委員会事務局 
下和佐 潤氏

参加した生徒からは「三菱とはどのような企業ですか」「ミャクミャク はどのようなコンセプトで作られたのですか」といった積極的な質問があり、最後に生徒代表から「今日の話を聞いて、自分でも万博のことについて調べていきたいと思った。万博で多くのことを学び、命や未来のことを自分ごととして考え、自分たちにできることを見つけたい」と挨拶があり、授業は終わりました。

終了後に生徒たちに感想を聞くと「海外のパビリオンに行って、美味しいものを食べたい」「三菱未来館でオリジナルのキャラクター(ナナ・ビビ) が登場することに興味をもった。大画面の迫力ある映像も魅力的。三菱未来館には行ってみたい」と話していました。

修学旅行が「万博」というのは一生の思い出となることでしょう。ぜひ会場内にひしめく様々な「未来」を見て聞いて、自分が目指す未来、いのちの輝きについて考えてもらいたいものです。

さっそくお目当ての場所探し
「三菱未来館」に興味を持った人は? との問いに多くの挙手が

※2025年2月7日掲載。本記事に記載の情報は掲載当時のものです。